派遣

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労働者派遣法(ろうどうしゃはけんほう)

労働者派遣法とは、正式名称を「労働者派遣事業の適正な運営の確保および派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」といい、派遣で働く労働者の権利を守るために定められた法律のことです。

労働者の権利を守るための法律としては、ほかにも「労働基準法」がありますが、この法では正社員も派遣もパートも含むすべての労働者が対象となっています。

ところが派遣法では、「派遣労働」に的を絞っているところが特徴で、従来の労働関連法ではカバーしきれなかった派遣労働の問題について細かい規定がなされています。

労働者派遣法は人材派遣業を法的に認め、そして規制するための法律ですので、派遣会社と派遣先企業が守るべきルールが具体的に取りあげられています。

たとえば、業務の範囲、派遣期間・就業条件の明示、派遣先・派遣元の各責任者の選任などについて規定され、特定の企業だけに労働者を派遣する「専ら派遣」は禁止されています。

専ら派遣とは、特定の企業にだけ労働者を派遣することです。つまり、企業が人材派遣会社を作り、自分たちのグループ企業にだけ労働者を派遣する業務を行うことであり、労働者派遣法で原則として禁止されています。

また、労働者を派遣する者が、登録対象となる労働者の長所・特質に着目して労働者を「人材」と呼ぶことから、労働者派遣(契約)のことを「人材派遣」と呼ぶ場合があります。

この人材派遣には、労働者派遣法でいうところの労働者派遣のほかに業務委託に基づくものなどがありましたが、偽装請負の問題があってからは、業務委託のことを「アウトソーシング」と呼び、人材派遣とは区別するようになりました。

労働者派遣法では、労働者派遣のことを「自己の雇用する労働者をその雇用関係を維持したまま、他人の指揮命令を受けて他人のために労働に従事させること」と定義し、「他人に対し、労働者を他人に雇用させることを約してするもの」は含まれておりません。

つまり、 事業主が雇用する労働者であり、労働者派遣の対象となるものが「派遣労働者」です。このような労働者派遣を業務として行うことを「労働者派遣事業」といいます。

また、「紹介予定派遣」とは、派遣事業主が労働者派遣の提供の開始前か開始後に、派遣労働者と派遣先に対して職業紹介を行うか、または行うことを予定している労働派遣のことです。

つまり、派遣開始時または開始後に、派遣期間満了時に派遣先と派遣労働者が合意した場合には、その派遣労働者を派遣先が雇用することを約束して行う派遣のことです。

ちなみに紹介予定派遣を行う場合は、派遣元が労働者派遣事業と職業紹介事業の許可を得なければなりません。

労働者派遣法では、労働者派遣事業を行ってはならない業務についても規定しています。

たとえば、港湾運送業務、建設業務、警備業務、医療関係の業務における派遣労働は認められていません。ただし、病院、診療所、助産所、介護老人保健施設、往診・訪問介護に関する業務以外で、社会福祉施設で行われる医療関係業務については、派遣が認められています。

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