派遣

  • ブックマークサービスに追加»
  • はてなブックマークに追加
  • Yahoo!ブックマークに追加
  • livedoorクリップへ追加
  • Googleブックマークへ追加
  • niftyクリップへ追加
  • fc2ブックマークへ追加

徒弟制度(とていせいど)

徒弟制度とは、一定期間親方の家に住み込み、雑用をしながらで商工業の技術を見習う制度のことです。

もともとは中世ヨーロッパのギルド(商工業者組合)における手工業者養成制度を指し、中世の中国においては徒弟は親方たちの家内奴隷的な存在であり、同じ職業身分制の中でも、西洋中世のような契約的な実習制度とは違う従属的制度でした。

日本では親方制度とも呼ばれ、徒弟は「丁稚(でっち)」「小僧」「弟子」「奉公人」などといわれます。

江戸時代以降徒弟制度は、手工業や商業だけでなく、芸術や落語などの伝統芸能分野においても親方(教師)に指導されて訓練を積み重ねる学習制度として広く行われていました。

そのような特殊な技能を世代から世代に伝授していくためには、このような手工業経営者や同職組合によって技能教育が制度化される必要があったのです。また、医術や弁護術などの自営業においても独特の実習期間が設けられている場合があり、それらも一種の徒弟制度といえるでしょう。

徒弟は親方から食事、宿泊、衣類などを支給されるかわり、労働をしても賃金をもらいません。そして数年間の徒弟期間が終わると、いわゆる「のれん分け」のようにして親方から独立します。

またその前に、「お礼奉公」と呼ばれる一定期間の労働期間を設けている分野もあります。どちらにしても、徒弟制度における労働は修業の一環であり、親方は徒弟が一人前になるための技術面だけでなく礼儀作法にいたるまで、あらゆる面倒を見る義務があります。

現在では、使用者は「徒弟」「見習」「養成工」などの名称にかかわらず、技能の習得を目的とする者であることを理由として労働者を酷使してはならないと法律で定められています。

スポンサード リンク
[↑]ページの先頭へ

運営者・お問い合わせ  プライバシーポリシー
Copyright(c) All Rights Reserved.